2024年(令和6年) 11月1日(金)付紙面より
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小中高校生の競技力向上を図ろうと、湯の浜カントリークラブが創設した「湯の浜カントリーカップジュニアゴルフ大会」の第10回大会が27日、鶴岡市下川の同クラブで開かれ、県内外のジュニアゴルファーが腕を競った。
ジュニア世代の大会は夏休みに集中し、年間の練習成果を試す大会がなく、保護者らから秋の大会開催を望む声があった。これを受け、同クラブが競技人口の拡大とともに、年間の締めくくりの大会として2013年から開催している。20、21年はコロナ禍で中止した。
今大会には小学2年生から高校2年生まで男女計30人がエントリー。県内に限らず秋田、宮城の隣県からも参加者があった。18ホール(小学校低学年は9ホール)のストロークプレーで競い、スタートホールのショットを見守った保護者たちからは「ナイスショット」の声が上がっていた。
小学2年からゴルフを始め、高学年の時から同大会に連続参加している鶴岡工業高1年の長谷川空瑛(あき)さん(15)は「高校生となって新たな学校生活に慣れながらゴルフも頑張った。その成果を出したい。自分のベストスコアを目指して頑張る」と話しプレーに臨んだ。