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荘内日報ニュース


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2024年(令和6年) 8月16日(金)付紙面より

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モンテディオ山形 新スタジアム イメージ図公開 25年秋着工28年春完成を目指す

 サッカー・モンテディオ山形の新スタジアムについて、建設・運営を担うモンテディオフットボールパーク(MFP、山形市)はイメージ図を公開した。建設費は約158億円。2025年秋ごろ着工し、28年春ごろ完成、28年夏ごろの開業を予定している。

 新スタジアムは、天童市の県総合運動公園にある現在のホームスタジアム「NDソフトスタジアム山形」の南側の特設駐車場に建設する。鉄骨・鉄筋コンクリート造りの地上3階建て、延べ床面積約2万5000平方メートル。3方向の観客席を屋根で覆う。収容人数は約1万5000人。発注先に清水建設東北支店(仙台市)や市村工務店(山形市)などでつくる共同企業体(JV)を選んだ。

 チームを運営するモンテディオ山形の社長でもある相田健太郎MFP社長は「試合のない期間も県内全域のモノやコト、ヒトをつなぎ、国内外に山形県の素晴らしさを発信できる場所を目指す」とコメントしている。

新スタジアムの観客席などのイメージ図=ⒸMFP
新スタジアムの観客席などのイメージ図=ⒸMFP

外観のイメージ図=ⒸMFP
外観のイメージ図=ⒸMFP


2024年(令和6年) 8月16日(金)付紙面より

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宇多田ヒカルさん 全国ツアー衣装に採用 鶴岡・スパイバー開発素材「ブリュード・プロテイン」

 鶴岡市の「スパイバー」は14日、同社開発の人工構造タンパク質素材「ブリュード・プロテイン」を使った衣装が、デビュー25周年を迎えたシンガー・ソングライター宇多田ヒカルさんの全国ツアー衣装に採用されたと発表した。今回のツアー衣装について、公演で宇多田さんは「毎回新しい発見があって。軽くて、すごく新しい素材なんだって。ブリュード・プロテインだったかな。すごく環境にいいんだって」とコメントしている。

 スパイバーによると、宇多田さんのツアーに衣装協力が入るのは異例で、「新しいプロテイン繊維の可能性や、スパイバーのサステナビリティのビジョンに共感いただき、この度のコラボレーションが実現した」という。

 衣装のデザイン・制作はデザイナーの宮前義之さん率いる「A―POC ABLE ISSEY MIYAKE(エイポック・エイブル・イッセイ・ミヤケ)」チームが手がけ、長年にわたって宇多田さんの衣装を担当しているスタイリストの小川恭平さんが監修。流れるような造形美と色鮮やかな色彩が特徴で、ブリュード・プロテインとポリエステルを混織した生地を使用。熱による素材の縮率の違いを生かして変形させながら伸縮性のある生地に仕立てる独自技術を用いて制作したという。

 台湾、香港の海外公演を含む宇多田さんの全国ツアーは先月13日の福岡を皮切りに始まり、来月1日まで続く。デザイナーの宮前さんは「ミュージシャンへの衣装提供は今回が初めてだったが、スパイバーの素材の可能性や未来のビジョンに関心と共感を持った。進化を続けながらも普遍的であり、唯一無二の存在である宇多田さんの表現を後押しし、ライブの中で調和しつつ存在感を出せるように工夫した」とコメントしている。

宇多田ヒカルさんのツアーに提供された衣装=photo:Takay
宇多田ヒカルさんのツアーに提供された衣装=photo:Takay


2024年(令和6年) 8月16日(金)付紙面より

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発掘された酒田市の遺跡 文化資料館光丘文庫 企画展に家族連れら興味津々

 酒田市総合文化センターの旧中央図書館を活用し、市が整備した市文化資料館光丘文庫(館長・金野洋和市文化政策調整監兼文化政策課長)で、第2回企画展となる「発掘された酒田市の遺跡」が開かれ、夏休み中の児童や家族連れが多く訪れている。

 県内唯一の有人離島・飛島をはじめ同市内には旧石器時代から近世まで259カ所の遺跡が確認されており、県教育委員会と県埋蔵文化財センターによって61遺跡の発掘調査が行われた。同市の歴史に広く触れてもらおうと、これまで市内の遺跡から発掘された出土品計約260点を、同センターの協力で写真とともに展示した。

 1995年に発掘調査が行われた梵天塚遺跡(牧曽根)から出土した計1776枚の埋納銭、1478年築城の亀ケ崎城跡から発掘した陶磁器や漆器、飛島の蕨山遺跡でアシカやトドなどの海獣の骨が多量に出土した様子の写真などの展示品に、夏休みの自由研究のために来館した小学生や親子連れ、歴史好きの市民らが興味深そうに見入っていた。入場無料、展示は10月20日(日)まで。今月25日(日)には県埋蔵文化センター職員によるギャラリートークが行われる。

飛島や城跡から発掘した出土品を展示している遺跡展
飛島や城跡から発掘した出土品を展示している遺跡展


2024年(令和6年) 8月16日(金)付紙面より

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戦没者に黙とうささげる 鶴岡市の護国神社 慰霊と平和を祈る集い

 「慰霊と平和を祈る集い」が終戦の日の15日、鶴岡市の護国神社で行われた。戦没者の遺族らが訪れ、戦死者に黙とうをささげた。

 集いは市遺族連合会(山田登会長)、荘内神社(石原純一宮司)、自衛隊退職者でつくる隊友会などが主催した。鶴岡公園南側に鎮座する護国神社には遺族連合会の会員や関係者合わせて約20人が参列。石原宮司が恒久平和に感謝する神事を行った後、山田会長が「戦後78年がたったが、多くの犠牲者と苦しみの歴史があったことを忘れてはならない。ここ護国神社に祭られている4930の柱(戦没者の御霊(みたま))を慰霊し、二度と戦火が起きないよう末永い平和を願う」と追悼の言葉を述べた。

 神社社務所では遺族会の女性部が戦時中を再現した「すいとん」を参列者に振る舞った。市内から訪れた男性は「唯一の被爆国だからこそ、あらためて強く世界に平和の尊さを訴えたい」と話した。

追悼の言葉を述べる遺族連合会の山田会長(左)
追悼の言葉を述べる遺族連合会の山田会長(左)



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