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2018年(平成30年) 11月24日(土)付紙面より

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鏡池信仰の象徴 そびえ立つ 羽黒山頂に「昇龍降龍」の石柱建立

 鶴岡市の羽黒山山頂の鏡池に「羽黒山昇龍(のぼりりゅう)降龍(くだりりゅう)」の2石柱の龍神像が建立され23日、除幕式が行われた。

 羽黒山三神合祭殿再建200年奉祝記念事業の一環で行われている鏡池玉垣整備事業に伴い、出羽三山神社特別顧問で酒田市の平田牧場グループ会長の新田嘉一氏が、合祭殿向こう正面の鏡池前に建立した。桜御影石の石柱は高さ約3メートル。右に昇龍、左に降龍を配置し、隣接する石板には奉納者の新田氏の芳名とともに、水面に映る本社を拝する鏡池信仰の由来や、水の天地間往来を表す昇龍降龍の解説、同神社の宮野直生宮司が詠んだ「鏡池囲み聳ゆる龍神像 神の御神威は天地に照る」が刻まれている。

 除幕式には新田氏や宮野宮司、同神社責任役員や石柱制作を担った業者らが参列。この日の山頂は断続的に雪が舞い、白く染まった合祭殿を背景に、鏡池信仰の象徴となる石柱が除幕された。新田氏は「地域の文化や信仰を守りたい思いで納めさせていただいた。これからも三山のために力の限り頑張っていく」、宮野宮司は「三山信仰、鏡池信仰へ大きな力添えを頂いた。信仰の象徴として末永く、多くの方にお参りしていただければ」と話した。

羽黒山鏡池に「羽黒山昇龍降龍」の石柱が建立。雪の合祭殿を背に奉納者の新田氏(中央左)や宮野宮司(同右)が除幕を行った
羽黒山鏡池に「羽黒山昇龍降龍」の石柱が建立。雪の合祭殿を背に奉納者の新田氏(中央左)や宮野宮司(同右)が除幕を行った



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