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2017年(平成29年) 5月18日(木)付紙面より

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稲作の省力・低コスト化へ 密苗栽培技術を体験

 鶴岡市の庄内農業高校(青柳晴雄校長)の3年生が16日、学校近くの実習田で「密苗」田植え実演会に臨み、省力・低コスト化を図る密苗栽培の技術を学んだ。

 同校は本年度、省力・低コストな栽培方法で良食味米を生産することを目標に研究を実施。密苗栽培もその一環で、苗箱1箱当たりの播種(はしゅ)量を通常の2倍にし、専用の田植え機で精密にかき取り移植することで苗箱数や育苗にかかる労力を減らすことができる。同校が密苗栽培に取り組むのは初めてという。

 ヤンマー藤島支店の齋藤正義支店長を講師に招いて行われた実演会には生物生産科と生物環境科の3年生18人が出席。齋藤支店長の指導を受けながら密苗栽培専用の田植え機を操作し、実習田30アールに「ミルキークイーン」の苗を植えた。

 実家が農家の前川大和さん(17)は「講習を受けた時は本当に作業能率が上がるのか疑問だったが、実際に育苗してみると簡単で苗箱の数が少ないので場所も取らず水やりも早く終わって驚いた。専用の田植え機でスピーディーに作業が進み、初心者でも操作しやすかった」と話していた。

密苗田植え実演会に臨んだ生徒たちが田植え機の操作を体験した
密苗田植え実演会に臨んだ生徒たちが田植え機の操作を体験した



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