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2024年(令和6年) 9月18日(水)付紙面より

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県内外の小学・高校生熱戦展開 カミジカップ柔道大会 羽黒高「プロフェッショナルラボ」企画・運営

 第3回Kamiji Cup(カミジカップ)柔道大会が14、15日、鶴岡市の羽黒高で開かれ、県内外の小学生、高校生が参加し団体戦と個人戦で熱戦を繰り広げた。15日には、柔道関連の動画を配信しているユーチューバーのドンマイ川端さんによる子どもたちを対象にしたイベントも開かれ、大会を盛り上げた。

 同校の工業科の生徒でつくる「プロフェッショナルラボ」が企画、運営を担い、2年前から始めた。大会名の「Kamiji」は、羽黒山大鳥居から同校周辺を通る神路坂にちなんで名付け、それぞれの目標に向かって坂道を進むという意味と願いを大会名に込めた。

 新人戦前の強化試合となる高校生の部には東北各県や新潟県、長野県、愛媛県から17校、計約160人、小学生の部には庄内地域を中心に県内外の7チーム、計約80人が参加。高校生は団体戦と体重別の個人戦、小学生は団体戦を行った。

 柔道家のドンマイ川端さんは、五輪や世界大会の優勝者との動画や高校柔道部を訪問した際の動画などをユーチューブにアップし、柔道競技の普及に努めている。羽黒高男子柔道部の佐藤大地監督とのつながりで大会に招かれた。佐藤監督は「3回目となり、参加する学校数が増え、範囲も広がった。全国レベルの大会に育てていきたい」と話していた。

全国各地から集まった高校生が優勝を競い合ったKamiji Cup=14日、鶴岡市・羽黒高総合体育館
全国各地から集まった高校生が優勝を競い合ったKamiji Cup=14日、鶴岡市・羽黒高総合体育館



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