2023年(令和5年) 6月18日(日)付紙面より
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望郷みかわ会の第39回総会・懇親会が10日、都内港区芝の東京グランドホテルで行われた。首都圏在住の三川町出身者ら84人が出席した。約2時間の懇親会で盛り上がりを見せたのが、皆が輪になって踊った三川音頭。来賓出席した阿部誠町長が「ハートフルタウンみかわ」と書かれたハッピを着て、自ら先頭に立って踊り始めた。昨年10月に新型コロナ明けとして、3年ぶりに懇親会が行われたが、その際はコロナ対策に細心の注意がはらわれ、他の人と体の接触が心配される音頭披露はできなかった。「地元でも、皆が一緒になって踊る機会が持てない。この集まりで持てたのはうれしいです。気持ちが一つになれた」。同町長は「もう1回」のアンコールにも応え”快汗”に表情を崩した。
今年の「菜の花むすめ」5人中の1人、山口裕々さん(22)は東京在住ということもあって出席した。三川音頭にも積極的に加わり、振る舞われた地酒の「イ号彌太右衛門」と「穂のかおり」を観光大使として熱心にPRした。札幌出身だが、慶應義塾大の鶴岡キャンパスで学生時代を送り、今春から都内で社会人となった。夏に再度、庄内に戻る機会があり「赤川の花火大会が楽しみです」と瞳を輝かせていた。
大瀧実会長は「会員の高齢化、会員数の減少などはあるが、皆さんが笑顔で集まってくれて本当に良かった」とホッとした表情。来年は節目の40回になり「より多くの人が集まれるよう努力したい」と話していた。なお懇親会の前に行われた総会では役員人事や活動の決算報告が行われ、承認された。来賓としては齋藤正志教育長、志田徳久町議会議長らも出席した。(東京支局)
2023年(令和5年) 6月18日(日)付紙面より
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三川町の東郷小学校(海藤陽子校長、児童133人)伝統の相撲大会が17日、同校相撲場で行われた。1年生から6年生の児童がトーナメント戦に挑み、集まった父母や祖父母を楽しませた。
「心身ともにたくましい子どもを育もう」という同校の伝統行事。例年、1年生の子どもたちが親子で仕上げた「化粧まわし」を身に着けて土俵入りすることが「名物」として知られる。
大会は男女と学年別のトーナメント戦で行われ、子どもたちは「政キング(本名・政紀)」「佑翔山(同・佑真)」「あいのはな(同・愛彩)」「凛央乃舞(同・凛央)」といったしこ名がアナウンスされると土俵に上がり、力のこもった取組を披露した。
会場にはビデオを持った父母たちが詰めかけ「ガンバレー」「もう少しだ」と盛んに豆力士に声援を送っていた。
1年生23人の化粧まわしは親子の校内行事で作ったもので、土俵入りした子どもたちのかわいらしい姿が父母たちの笑顔を誘っていた。