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2024年(令和6年) 3月9日(土)付紙面より

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能登地震被災者支援に 余目中生徒会が義援金贈る

 庄内町の余目中学校生徒会執行部(松浦嶺桜(れお)生徒会長、14人)は6日、能登半島地震の被災者支援に向けた義援金10万4202円を日本赤十字社県支部庄内町地区長を務める富樫透町長に寄託した。

 「他人事にしない」をテーマに掲げ執行部メンバーは1月下旬の3日間、能登半島地震被災者支援に向けた募金活動を展開。放送やお便りとともに、「あいさつ運動」の際にも広く他生徒に呼び掛け。集まった募金に昨年から展開してきたアルミ缶回収の売却益を加え、託することにした。

 この日はいずれも執行部メンバーで2年の渡部愛美(まなみ)事務局長(14)、渡邉愛心(あこ)保健委員長(14)、齋藤笑那(えみな)環境委員長(14)が担当教諭と共に町役場を訪問。3人が「他人事にせず、自分事と考えて行動した。少しでも被災者の役に立ってほしい」と述べ、富樫町長に託した。

 義援金は硬貨が多く、受け取った富樫町長は「思いが詰まっており、重い」と第一声。そして「今回の活動の気持ちを忘れずにさらに頑張ってください」と呼び掛けた。

 一方、被災者支援に向けて先月15日には同町の余目第二小学校(冨樫由紀子校長)の児童会も2万6643円を日赤庄内町地区に寄託した。

富樫町長(左)に義援金を託す余目中生徒会執行部メンバー=6日
富樫町長(左)に義援金を託す余目中生徒会執行部メンバー=6日



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