2016年(平成28年) 10月2日(日)付紙面より
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庄内警察署(大坂政弘署長)と、庄内地区交通安全協会(鈴木重良会長)など管内の交通安全団体は30日、庄内町廻館の国道47号「舟つなぎの松」駐車帯で、ドライバーに新米やおにぎりなどを配布する交通安全作戦を展開、交通ルールの順守を呼び掛けた。
「“新米”にかえり しっかりとハンドル“おにぎり”作戦」と銘打って同署と庄内安協、町交通安全母の会、庄内地区地域交通安全活動推進委員協議会が1998年から毎年、新米が出回り始めるこの時期、あまるめ、庄内たがわの両JAの協力で行っている活動。内閣府主唱「交通事故死ゼロを目指す日」に合わせて実施した。
この日は署員や各交通安全団体役員、両JA職員ら約50人が参加。地元産「はえぬき」の新米で作ったおにぎり、新米2合入り袋、交通安全を呼び掛けるチラシがセットになった啓発グッズを200個用意した。
かすりの着物、もんぺ姿の「庄内おばこ」に扮(ふん)したJA女性職員、庄内安協女性部役員が「新米ドライバーに戻ったつもりでハンドルをしっかりと握ってください」などと呼び掛け、ドライバーに啓発グッズを配布。思わぬプレゼントにドライバーは笑みを浮かべ、しっかりとハンドルを握り直していた。
鈴木会長は「長年繰り広げてきた恒例イベント。常に『新米』という気持ちで運転を」と話していた。