2025年(令和7年) 2月28日(金)付紙面より
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遊佐町の遊佐高校(齋藤恵美校長)で実施する自然体験型留学生制度「地域みらい留学」で、同町を3カ年の学び場とし間もなく巣立っていく生徒たちによる報告会が26日夜、町役場で開かれ、4人がこれまでに得た学びについて発表した。
同校では、県外出身の中学生を対象に、親元を離れて遊佐の大自然の中で高校生活を送ってもらうことで教育効果の向上などを図る同制度を2019年度から実施している。
この日は町内での高校生活を間もなく終える6人のうち、横田倫太郎さん(18)=愛知県出身、羽木廣士さん(18)=東京都出身、中川詩野(うたの)さん(18)=同、岡部里々歌さん(17)=千葉県出身=の男女4人が登壇し、遊佐での学び・経験についてそれぞれ発表、松永裕美町長らオンラインも含め約70人が聴講した。
生徒たちは3年間の経験や寮生活を振り返り、楽しかったことや苦労したことなどをユーモアを交えながら発表。「農業体験や共同生活を通して多くの経験が得られたのは、同級生や先生のほか、地域の人たち一人一人が支えてくれたからこそ。遊佐高に来なければ得られなかった興味や関心がたくさんある」と報告し、関係者に感謝を伝えていた。
卒業後は専門学校に進学し、テーマパークについて学ぶという岡部さんは「多くの人と関わる中でコミュニケーション能力が付いた。会話の相手が心地よいと思えるコミュニケーションをこれからも取りたい」と笑顔で話した。