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2023年(令和5年) 12月15日(金)付紙面より

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庄内農高へようこそ 台湾の姉妹校生と交流

 鶴岡市の庄内農業高校(坂井孝朗校長)と姉妹校の盟約を結んでいる台湾の国立苗栗高級農工職業学校(謝世宗校長)の訪問団が13日、庄内農業高を訪れた。苗栗校の生徒12人がすしの握り方を体験したり庄内の郷土料理を会食し、庄農生徒と交流を深めた。

 歓迎式典では坂井校長が「2018年以来、5年ぶり3回目の訪問団を迎えることができてうれしい。これからも日本と台湾の友情の花が末永く咲き誇ることを願う」、謝校長が「皆さんから熱烈な歓迎を受け感激している。絆をさらに深めたい」とあいさつした。

 生徒を代表として川合優太さん(3年)が「交流できるこの日を楽しみにしていた」と創立122年を迎えた学校の沿革や学習の取り組みを紹介。苗栗校の林寛さん(2年)が「日本の人も文化も好き。機会があれば台湾に来てください」と笑顔で話した。苗栗校の生徒は昼食で庄内風芋煮を会食。すしの握り方を教わり日本の食文化に触れた。

 台北から南へ約110キロの所に位置する苗栗高校の全校生徒は約1600人。畜産保健科や森林科、電気科などがあり、農業と工業を専門に学んでいる。

 庄内農業高とは2009年の研修視察がきっかけとなり、翌年に庄農生徒が修学旅行で台湾を訪問。本格的な相互交流がスタートした。農業を中心に国際的な視野を広げようと13年には両校が「学術交流協力協定」(姉妹校)を結び、今年で10年目を迎えた。来年は庄農生徒(現在の1年生)が苗栗校を訪問する。

庄農生徒が苗栗校生徒の名前を書いたプラカードを持ち一緒に体育館に入場。大きな拍手で迎えられた
庄農生徒が苗栗校生徒の名前を書いたプラカードを持ち一緒に体育館に入場。大きな拍手で迎えられた

庄内農業の難波月愛(るる)さん(左)と林さんが「ペナント」を交換し、両校の末永い友情を誓った
庄内農業の難波月愛(るる)さん(左)と林さんが「ペナント」を交換し、両校の末永い友情を誓った



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