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2023年(令和5年) 3月29日(水)付紙面より

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「そろばん庄内一」目指して 酒田で競技大会

 庄内地域の珠算指導者でつくる庄内珠算振興会(芳賀誠一会長)の「第49回庄内珠算競技大会」(荘内日報社など後援)が26日、酒田市琢成学区コミュニティ防災センターで開かれ、珠算教室で学ぶ小・中学生が「そろばん庄内一」を目指し、真剣な表情で問題に取り組んだ。

 1972年から続く伝統の大会。今年は小学2年から中学3年まで67人が出場、個人・団体(かけ算、わり算、みとり暗算、かけわり暗算、みとり算)、種目別(フラッシュ暗算、読み上げ算)で日頃の練習の成果を競った。

 開会式で芳賀会長は「ワールド・ベースボール・クラシックで日本は、他国よりも1点でも多く取ったから世界一になった。そろばんも同じで、1点でも多く取れば勝ち。満点、庄内一を目指してほしい」とあいさつ。競技が始まると、出場者たちは真剣な表情で問題用紙を見つめ、パチパチとそろばんを弾いていた。

 競技委員長を務める佐藤真由美・酒田総合学園長は「コロナ禍の影響で大会の中止・オンライン開催が相次いだが、ようやく対面でできるようになった。子どもたちのモチベーションを維持するため、大会を継続したい」と話した。

「庄内一」を目指し問題に取り組む出場者たち
「庄内一」を目指し問題に取り組む出場者たち


2023年(令和5年) 3月29日(水)付紙面より

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ボリューム満点でおもてなし 酒田光陵生「傘福で満福」イベント メニュー考案 調理や接客

 酒田光陵高校(藤田雅彦校長)のビジネス流通科で学ぶ1、2年生有志が企画した飲食イベント「傘福で満福。」が25、26の両日、酒田市幸町一丁目の光の湊内のレストラン「月のみち」で開かれ、市民らが生徒考案のランチメニューに舌鼓を打った。

 自ら仕入れた農産物や菓子類などの販売を行い、食品ロス削減や地域活性化を図る同科の活動「maraマルシェ」の一環。市内全域で開催している「酒田雛(ひな)街道」を盛り上げようと、玉谷製麺所(西川町、玉谷隆治社長)が開発した傘福をモチーフにしたショートパスタ「かさね福」を用い、同レストランの協力で飲食イベントを企画した。

 共に活動する機会が多い「さかた男塾」(同市、齋藤健太郎代表)が提供した野菜類を活用し、メニューとして▽菜の花が映えるカルボナーラ「カルボひなーら」▽サツマイモとチーズの相性が抜群の「ぷくぷく満福。リゾット」▽パリっと食感で食事を楽しむ「春のパリこれ!皿うどん」―の3種を用意。レストランスタッフの指導で原価率や値段設定、利益率の計算など店舗運営の一端に触れたほか、今月16日にプレイベントを開いて本番に備えた。

 両日とも生徒約20人が参加し接客や調理、洗い場などを分担。午前11時のオープンとともに市民らが次々と訪れ、「具だくさんでおいしい」と話しながらボリューム満点のランチを堪能していた。リーダーを務めた2年の池田優芽さん(17)は「企画思案中は原価計算が大変だった。イベント中はみんなで協力し、隅々まで気配りできるよう視野を広く持つことを心掛けた」と話した。

ライブキッチンで調理を行う光陵高生
ライブキッチンで調理を行う光陵高生

鮮やかな「かさね福」を使ったランチを提供
鮮やかな「かさね福」を使ったランチを提供



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