2023年(令和5年) 4月2日(日)付紙面より
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酒田市は31日午後、同市の桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。平年より6日、昨年より10日いずれも早い宣言。同日夜から基準木が立つ日和山公園内の六角灯台を桜色にライトアップ、今月8日(土)からは「酒田日和山桜まつり」もスタートする。
山形県地方気象台酒田測候所の無人化に伴って2015年から市が同公園内に「基準木」を定めて観測している。この日は青空が広がる中、加藤弘樹市整備課長補佐が午後1時半ごろ、基準木3本のうち「ナンバー1」と呼ばれる木で開花を確認した。市が観測を始めてから、3月中の開花は一昨年に続き2回目。加藤課長補佐は「今年はコロナ禍前のような『桜まつり』を開催する。多くの人に楽しんでもらえれば」と話した。
同公園には周辺部も含め計約400本のソメイヨシノが立ち、暖かい日が続けば4月6、7日ごろに満開が予想されるという。桜まつりは同17日(月)まで。日没から午後9時までぼんぼりをともし、六角灯台とともに千石船をライトアップする。