2023年(令和5年) 4月15日(土)付紙面より
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フランス船籍のクルーズ船「ル・ソレアル」(1万992総トン、乗客定員264人)が13日、酒田市の酒田北港古湊埠頭(ふとう)に初めて寄港した。海外客中心の乗客はオプショナルツアーで出羽三山などに出向いたほか、市民を挙げて岸壁や街中でもてなした。
フランスの船社・ポナン社が運航するル・ソレアルは、クルーザーをイメージした比較的小型の外航クルーズ船。客室は全てオーシャンビューで、多くがバルコニー付き。同社の企画クルーズ「Expedition to the Kitamae route=北前航路をたどる旅」で11日に北海道小樽を出発し、酒田は最初の寄港地となった。和太鼓演奏が響き渡る中、岸壁に降り立った乗客200人余はオプショナルツアーや市内観光を思い思いに楽しんだ。
同船は同日夕、次の停泊地・新潟県佐渡に向けて出港。旅は22日(土)まで続き、富山、鳥取、釜山(韓国)、大阪などを巡る。