2025年4月13日 日曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2023年(令和5年) 4月20日(木)付紙面より

ツイート

奴振りや勇壮獅子舞 酒田・亀ケ崎 十一面観音堂 4年ぶり祭典戻る

 酒田市亀ケ崎五丁目にある亀ケ崎十一面観音堂の祭典が18日、境内や地区内一帯で行われ、地元児童による奴(やっこ)振り、若衆の勇壮な獅子舞・天狗舞が繰り広げられ、訪れた地区住民らが静かに手を合わせて家内安全など祈願した。

 地区内の安全、五穀豊穣(ほうじょう)などを願い、旧鵜渡川原村(現在の酒田市亀ケ崎地区)に室町時代から連綿と受け継がれている祭典。奉納上演される3幕4段に及ぶ勇壮な「亀ケ崎獅子舞」は1975年、市の無形民俗文化財に指定された。コロナ禍の影響で中止・縮小が相次ぎ、通常通りの祭典実施は2019年以来、4年ぶり。

 この日は男子児童約10人の奴振りを先頭に、地区住民が晴れ着姿の稚児を連れ立って地区内を練り歩いた後、観音堂周辺を3周。かわいらしい稚児たちの姿に、祭り客は「めんごごど」と目を細めていた。

 観音堂内で護摩祈願が行われている間、境内では地区の若衆が天狗舞と獅子舞を奉納上演。曇り空ながら心地よい風の吹く絶好の祭り日和の中、笛や太鼓の音色に合わせ天狗や獅子が舞を披露すると、祭り客からは拍手と歓声が送られた。

祭り客が見守る中、奉納上演された「亀ケ崎獅子舞」
祭り客が見守る中、奉納上演された「亀ケ崎獅子舞」



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field