2025年(令和7年) 3月27日(木)付紙面より
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酒田商工会議所(加藤聡会頭)主催の「新入社員セミナー」が24、25の両日、酒田市の酒田まちなかホールで開かれ、今春から新社会人となる新入社員らがビジネスマナーやコミュニケーションの取り方などを学んだ。
新入社員から社会人としての心構えや基本的なビジネスマナー、仕事の進め方、チームワークと人間関係の構築など職場で求められる行動について学んでもらおうと、毎年この時期に開いている。今回は16事業所から10―20代の男女42人が参加。米沢市国際交流協会長で人材育成アカデミー「ローズレーン」代表の黒田三佳さんを講師に、24日は基本的なマナー、25日にはより実践的なビジネスシーンの対応などに取り組んだ。
このうち、25日には名刺交換や他社訪問、面談時においてのマナーについて学び、黒田さんは「名刺交換は最初の印象を決める大事なポイント。受け取った名刺は相手自身と思い丁寧に扱って」と。また、「分からないということは全く恥ずかしいことではない。どんなことでも積極的に質問と確認を行って」などとアドバイスした。
ニシムラ(酒田市中町一丁目)に今春入社する長南希優(きひろ)さん(18)は「メールの送り方など、研修で学んだことを仕事で習慣化させ、あいさつや話し方も相手から見られるということを意識して取り組みたい」と話した。