2005年(平成17年) 8月19日(金)付紙面より
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鶴岡市白山地区で特産の枝豆「白山だだちゃ」の収穫が本格化し、各生産農家では出荷作業に追われている。
同地区の生産者によると、今シーズンは5月の定植時期に低温が続いたものの、その後は6月と8月の好天続きで順調に生育。豊作が見込まれるという。「白山だだちゃ」は15日ごろから収穫が始まり、来月3日ごろまで。その後は、来月初旬から中旬にかけて晩生(おくて)の「庄内5号」や「尾浦」が市場に出回るという。
同地区の生産農家、森屋司さん(76)方の作業場では18日午前中、家族や手伝いの女性らが総出で、早朝に収穫しただだちゃ豆の選別作業などに追われた。枝から落としたサヤをベルトコンベヤーに流し、形の良いものとはじき豆に選別し袋詰するなど手際よく作業を進めていた。森屋さんの家族は「今年は品質も味も良いようだ。これから忙しい日々がしばらく続くことになる」と話した。
白山だだちゃの収穫が本格化。はじき豆の選別作業をする生産者ら