2005年(平成17年) 8月21日(日)付紙面より
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平田町を訪れている東京都の中学生らが20日、同町の鳥海南ろくパノラマ農園で、枝豆やスイカの収穫などを体験した。
同町を訪れているのは田園調布学園中等部2年生の生徒ら215人(5クラス)。同町では2003年から同学園の生徒の農村体験を受け入れている。今年は19日から22日まで3泊4日の日程。
生徒たちは19日夕に到着し、町内の農家にファームステイ。取れたての夏野菜などで作った夕食を味わいながら、受け入れ農家と交流した。
20日午前には各農家に分かれて農作業にチャレンジ。このうち、42人の生徒たちは鳥海南ろくパノラマ農園で、枝豆やスイカの収穫に取り組んだ。その後、さやもぎ作業なども体験し、ゆで上げた豆を試食した。生徒たちは「アオムシなどがいて気持ち悪いけど、なかなかできない体験なので楽しいです」などと話しながら熱心に取り組んでいた。午後からは12班に分かれて「わら細工」や「手打ちそば」などの体験教室を楽しんだ。一行は21日に農村体験、22日午前に羽黒山などを見学し、同日午後に帰る。
枝豆のさやもぎ作業を体験する田園調布学園中等部の生徒たち