2006年(平成18年) 3月4日(土)付紙面より
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JR東日本新潟支社が羽越本線酒田、鶴岡の両駅のホームに設置を進めていたエレベーターが完成した。
エレベーターは身体障害者対応型で定員11人。音声ガイドや点字案内、防犯カメラなどが整備されている。両駅ともホーム連絡通路の階段付近にそれぞれ1基ずつ設置。改札を通過してから階段を利用することなく、列車に乗車できるようになった。先月28日から利用を開始した。
総事業費は酒田駅が約8400万円、鶴岡駅が約7300万円。国、市、JRがそれぞれ3分の1ずつを負担した。
このうち、鶴岡駅の利用状況について遠田真一駅長は「車いす利用のお客さまのほか、階段を上り下りするのが大変だった高齢者や荷物の多いお客さまも便利になったようだ」と話した。
JR鶴岡駅のホーム連絡通路に設置されたエレベーター