2006年(平成18年) 11月24日(金)付紙面より
ツイート
鶴岡市山五十川で23日、地域のシンボルで国の天然記念物「玉杉」の樹齢1500歳と、開村1200年を祝う記念行事が行われ、玉杉公園から河内神社まで祝賀行列が練り歩いた。
地区の熊野神社と河内神社が創建し本格的な集落を形成してから今年で1200年を迎え、玉杉樹齢1500年の節目に進めていた玉杉公園の階段などの整備事業がこのほど完成。河内神社の秋例祭に合わせ、記念行事や竣工式が行われた。
この日は、河内神社で秋例祭と開村1200年祭の神事、引き続き玉杉公園で竣工式と玉杉樹齢1500歳を祝う祭典が行われ、地域住民ら約50人が参列。地区の代表者らが改良整備された約230段の階段を使い初めした。
その後、秋例祭では初めてとなる祝賀行列が同公園前からスタート。道行き囃子や山戸小児童のお囃子に合わせて、猿田彦や獅子舞、紋付袴姿の住民たちが河内神社まで練り歩いた。よさこいソーランの地元団体「龍舞」などが特別参加し、「新庄内ハイヤ節」の舞を披露し、山里の祭典を盛り上げた。
山五十川地区のシンボル、玉杉の樹齢1500歳などを祝い、祝賀行列が地区内をくねった