2006年(平成18年) 11月28日(火)付紙面より
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鶴岡工業高校(須田裕校長)の生徒たちが作ったマイコンカーやロボットなどを紹介する「鶴工ものづくり展示会」が25、26の両日、三川町のイオン三川ショッピングセンターで開かれた。
同校の生徒たちが授業や課題研究、部活動などで取り組んでいる「ものづくり」作品を発表するとともに、ものづくりの面白さを庄内各地域に発信していこうと一昨年初めて開催し今回で3回目。
会場には、機械システム科や電機電子システム科など全6学科の生徒たちが製作した製図や建物模型や機械加工品、設計や骨組み加工などすべて生徒が作り上げたミニEV(電気自動車)などが展示された。
また、CCDカメラで撮影した人の顔をパソコンに取り込みドリルで彫り込む似顔絵プレート作製コーナーや、人の声に反応して「おじぎ」や「腕立て伏せ」をするロボットの展示など、同校独特のコーナーが並んだ。
このほか「メカトロアイデアコンテスト」(先月22日、長井市)へ出場したピンポン玉を的へ飛ばすロボットや、内部のセンサーとコンピューターがコースの状況を分析しながら走行する自律式マイコンカーなどが、子供たちの人気を集めていた。
光のオルゴールなどを作る電子工作コーナーや、木板に描かれたアニメキャラクターを電気のこぎりで切りジグソーパズルにする木工体験コーナーでは、買い物途中の親子連れが挑戦するなど終日にぎわいを見せていた。
ロボットの操縦を鶴工生が子供に指導。飛ばされたピンポン玉がかごに入ると歓声が起こった