2006年(平成18年) 12月3日(日)付紙面より
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庄内地方のスキー場の先陣を切って湯殿山スキー場が2日にオープン。県内外から訪れたスキーヤーやスノーボーダーが今シーズンの初滑りを楽しんだ。
前日朝からの降雪で、ゲレンデは30―40センチの積雪となり、スキー場開き初日から滑走可能となった。この日はロッジ前で安全祈願祭が行われ、スキー場関係者など約50人が参列。神事を行い、今シーズンの安全を祈願。その後、ゲレンデにたくさんの雪が降ることを願い、あんこもちや納豆もちが振る舞われた。
この日はリフトが無料開放され、待ちかねた家族連れや若者グループが次々とリフトに乗り込み、一斉にゲレンデに飛び出した。あいにくのみぞれ模様となったが、スキーヤーたちは久しぶりの雪の感触を楽しみながら、気持ち良さそうにシュプールを描いていた。
宮城県から訪れた大学生グループは「湯殿山は初めて来た。12月の頭から滑れるのはうれしい。天気は今ひとつだが、一日楽しみたい」と話していた。
庄内地方の主なスキー場のスキー場開き予定日は次の通り。
▽16日=羽黒山、櫛引たらのきだい▽23日=あつみ温泉一本木、松山
湯殿山スキー場がオープン。初滑りを楽しむ来場者でにぎわった