2006年(平成18年) 12月6日(水)付紙面より
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鶴岡工業高等専門学校(横山正明学校長)と荘内銀行(町田睿頭取)は5日、地域経済の振興発展を目的に連携協力協定を締結した。
荘銀が進める産学連携協力協定の一環で、今年1月の山大工学部に続く締結。協定には、荘銀が持つ地域企業とのネットワークなどや、鶴岡高専が持つものづくりのノウハウ、製造現場のソリューション(課題解決)力を、地域企業の発展に生かしていく内容を盛り込んだ。
具体的には、鶴岡高専の研究成果と地域企業の技術ニーズとのマッチング、鶴岡高専と地域企業との共同研究プロジェクトの発足や実用化の支援―などを協力していく。
調印式は同日、鶴岡高専で行われ、横山学校長と町田頭取がそれぞれ協定書に署名した。横山学校長は「平成16年度から独立行政法人となり、地域密着型の学校運営を目指している。この締結を機に(荘内銀行との)連携をさらに強め、地域社会の発展に貢献していきたい」、町田頭取は「鶴岡高専は活動の即戦力、製造現場の問題解決に実績を挙げている。工学部と今回の鶴岡高専との連携で、産学連携の幅と奥行きが広がった」とそれぞれあいさつした。
連携協力協定書に調印し、握手を交わす横山学校長(右)と町田頭取