2006年(平成18年) 12月8日(金)付紙面より
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鶴岡市藤浪の直売所「四季の里 楽々(らら)」に6日から、正月飾りの藁(わら)工芸品づくりを実演販売するコーナー「楽々藁工房」が特設された。
同施設に隣接する「藁工房」を拠点に藤島地域の藁文化を継承する活動を行っているJA庄内たがわ藁工芸部会(小野寺勇治会長、会員9人)が、年末までの期間限定で設置した。メンバーが藁工芸品づくりの実演を行いながら、製作した数種類のしめ縄をはじめ、米俵、雪踏み俵、いづめこ人形などの民芸品を販売する。
会場にはメンバーが藁で作った来年の干支・亥を模した大きな“マスコット”も飾られ、年の瀬のムードを盛り上げている。
20―30センチほどの大きさの亥の置物づくりにも取り組んでおり、小野寺会長は「藁は温かみのあるにおいと手触りが魅力。かわいらしい亥も見にきてもらえれば」と話した。
産直「楽々」に年末までの期間限定で設置された藁工芸品の実演販売コーナー