2008年(平成20年) 1月6日(日)付紙面より
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酒田市の新春書き初め大会が5日、市総合文化センターで開かれ、元気いっぱいに筆を走らせた。
市教委が1983年から毎年開いている。講師はともに同市在住の書家で市書道連盟会長の平田羽山さんと、書道団体・青朴社主宰の石川翠朴さん。25回目の今年は、市内全域の小学2年生から中学3年生まで合わせて54人が参加した。
子供たちは幅24センチ、長さ100センチの紙に向かい、たっぷりと墨を含ませた筆で「希望の朝」「心に太陽」「お正月」「春よ来い」など、新年にふさわしい題材を書き初め。2年生のときから書道を習っているという戸嶋雅哉君(泉小5年)は「名前が難しい」と感想。そのうえで「うまく書けたものを学校の宿題用にする」と話し、筆を運んでいた。
指導に当たった平田さんは「(みんなが見ている)こういうところで書くとどうしても緊張する。普段と同じ気持ちで書けるかで作品の仕上がりが決まる」と話していた。
手本を参考にしながら筆を運んだ