2008年(平成20年) 1月8日(火)付紙面より
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新しい校舎と体育館が完成した鶴岡市立鶴岡第二中学校(柿崎泰裕校長、生徒479人)で7日、3学期のスタートに合わせて使い初め式が行われ、生徒たちが決意を新たにした。
同校の旧校舎と体育館は1960年に完成し、老朽化に伴い、敷地内のグラウンドだった場所で昨年6月から校舎と体育館の建設工事が進められていた。
新校舎は、鉄筋コンクリート造り3階建て。延べ床面積は約7600平方メートル。南側に特別教室棟、北側に普通教室棟があり、間にテラスなどを備えた中庭を設けた。音楽室は吹奏楽と合唱に分かれており、それぞれに合わせた音響とした。体育館は鉄筋コンクリート造り2階建て。延べ床面積は2500平方メートル。アリーナと武道場があり、武道場の下にはピロティーを備えた。
新校舎では「エコスクール」の理念の下、地熱回収型の24時間換気システムを導入。雨水をトイレ洗浄水に利用するなど環境に配慮した。
この日の使い初め式は体育館で行われた。はじめに新校舎での学校生活に感謝と決意を込めて生徒全員で校歌を高らかに歌った。
柿崎校長は「鶴岡二中の記念すべき日を心に、目に焼き付けてほしい。新校舎での学校生活に感謝を表すため新しい自分を求め、すべての活動に一生懸命取り組んでいこう」とあいさつ。来賓祝辞に続き、生徒会長の佐藤椋太君(3年)が「鶴岡二中はこれまで外観は古くても中はきれいだと言われてきた。これからは良き伝統を受け継ぎ、中身も外観も生徒の心もきれいだと言われる学校にしよう」と決意を述べた。
生徒たちが新校舎への決意と鶴二中の誇りを胸に校歌を高らかに歌った