2008年(平成20年) 1月8日(火)付紙面より
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鶴岡市大山地区の合同7歳祝いが7日、大山コミセンで開かれ、子どもたちの成長と節目を祝った。
子どもたちの健やかな成長を共にお祝いする地域行事として大山自治会(中浜裕会長)が開催している。半世紀近い歴史があり、毎年、9割前後の出席率を誇る。以前は数え年7歳の子どもを対象にしていたが、学校でも一緒に学ぶことになる学年単位を望む親の声を受け、近年は学年ごとの開催に切り替えた。
今回は、2002年4月2日から03年3月末までに生まれた50人が対象。身内に不幸があったなどの事情で出席を控えた6人を除く男子19人、女子25人の44人が参加した。全員で記念撮影をした後、主催者を代表し、中浜会長が「7歳からはお兄ちゃん、お姉ちゃんになる。両親の言うことをよく聞いていい子になってください」とあいさつした。
続いて祈とうが行われ、「晴れ着」に身を包んだ子どもたちは、玉ぐしをささげる儀式で主催者と一緒にお辞儀をし、柏手を打った。上手にできたごほうびに「お神酒」の甘酒が振る舞われ、3人ずつ並んで杯でひと息で飲み干し、大人の気分を味わっていた。
大人の気分を味わい、甘酒を飲み干す子どもたち