2008年(平成20年) 1月17日(木)付紙面より
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鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で15日、「どんど焼き祭」が行われた。大勢の参列者が訪れ、古いお札やだるま、破魔矢などを神火で焼き、今年1年の無病息災を願った。
どんど焼き祭は、同神社の小正月行事を締めくくる火祭り。この日は参道に約4メートル四方に囲った焼却場を設け、その中に市民が持ち込んだ松飾りや古いお札や縁起物のだるまや破魔矢などが積み上げられた。
午後5時ごろ、焼却場をはらい清めた後、石原宮司が祝詞を読み上げる中、たいまつで神火がつけられた。時折、雪が舞い落ちる中、火柱が燃え上がり、参列者は炎を囲んで手を合わせたり、用意された縁起物のスルメや昆布を長い竹棒の先に挟んで神火であぶって食べるなどし、御利益を願っていた。
だるまや古いお札を神火でたき上げ、今年1年の無病息災を願った