2008年(平成20年) 2月1日(金)付紙面より
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2月3日の「節分」を前に、酒田地区消防組合八幡分署(赤谷義勝分署長)の職員が31日、酒田市八幡地域の2つの保育園を訪れ、鬼にふんして「防火豆まき」を行った。
「火遊び鬼」を退治してもらい、防火の心を学んでもらおうと毎年、節分に合わせ行っている同分署の恒例行事。17回目の今年は、同分署の若手職員2人がいずれも手作りの鬼の面とわらみのを着けた上で、金棒・包丁を持って「火遊び鬼」にふんし、八幡地域の市条、八幡両保育園を回った。
八幡保育園(齋藤静枝園長、園児155人)では、鬼たちが「悪い子はいねがー」と大声を上げて登場すると、あまりの迫力に泣き出す園児たちも。手作りのお面などを着けた園児たちが「鬼は外」と元気いっぱいに豆を投げると、鬼たちは降参した。
鬼と仲直りした園児たちは「火遊びは絶対にしないこと」などを約束し、スケッチブックのプレゼントを受け取っていた。
「火遊び鬼」の登場に泣き出す園児=八幡保育園