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2008年(平成20年) 2月2日(土)付紙面より

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手作り凧大空に 東郷小学校 昔ながらの“遊び”伝承

 三川町の東郷小学校(佐藤清子校長、児童119人)で1日、伝統行事のたこ揚げ大会が行われ、児童たちが手づくりの庄内凧(だこ)などを大空に揚げた。

 昔ながらの庄内凧を伝承していこうと30年以上前から続いている行事。かつては町内の小学校3校すべてで行われていたが、現在は東郷小だけが地域文化伝承事業として実施している。1、2年生は市販の洋だこ、3年生以上は地域のお年寄りなどの指導を受けながら、庄内凧を制作した。

 この日は時折、西からの強い風が吹く絶好のたこ揚げ日和。1、2年生はグラウンド、3年生以上は学校裏の赤川土手で、たこ揚げに挑戦した。

 子供たちは、指導にあたった地元のお年寄りたちや見学に訪れた家族の手を借りながら、上手にたこを風に乗せた。中には100メートルほど遠くまで揚がったたこもあり、ビーン、ビーンと独特の音を立てながら大空を舞うと、子どもたちから歓声が上がっていた。

たこ揚げを楽しむ東郷小の児童たち
たこ揚げを楽しむ東郷小の児童たち



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