2009年(平成21年) 3月14日(土)付紙面より
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鶴岡市女性センターで13日、男性対象の料理教室が開かれ、参加者がうどん打ちに挑戦した。
同センターの短期講座の一つで、年2回程度開いている。これまでそば打ちは何度か行ったがうどん打ちは初めて。すがわら製麺(鶴岡市大山三丁目)社長の菅原成規さんを講師に、30代から70代の男性24人が参加した。
はじめに菅原さんがうどん打ちの手順を説明しながら実演。うどんとそばの打ち方の違いについて「うどんは塩水を使い、ねかせるのが特徴。ねかせることでグルテンの形成が促進されコシがでる」とした上で、中力粉に塩水を混ぜる「水回し」の作業では「この作業でうどんの味が決まる。粉に水分を均等に行き渡らせないと粉っぽいうどんになる」とアドバイス。この後、参加者は2人1組で水回し、こね、ねかせの作業を繰り返し、のし板とめん棒を使ってのばした後、たたんで切るまですべての工程を体験。このうち、水回しでは手早く混ぜないとすぐ団子状になる粉に四苦八苦しながらも楽しみながら作業していた。
打ったうどんは温かいうどんにし、天ぷらをのせて味わった。
うどん打ちに挑戦する参加者