2009年(平成21年) 3月18日(水)付紙面より
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2009年度の県内公立高校入試の合格発表が17日、全50校で一斉に行われ、各校で受験生たちが自分の受験番号を見つけ、抱き合って喜ぶ光景などが見られた。
今年の公立高入試は例年通り、今月10日に県下一斉に行われた。全日制は49校107科で、入学定員8760人のうち推薦選抜の内定者を差し引いた一般選抜の定員は7084人。これに対する志願者は7416人で、平均志願倍率は1・05倍の「広き門」となった。定時制は一般選抜定員272人に対し213人が志願した。
合格発表の17日、庄内では正午から午後4時にかけて次々に合格者の受験番号が掲示された。
このうち最も早い正午での発表となった市立酒田中央高には、時間前から大勢の受験生や保護者らが詰め掛け、緊張した表情で発表を待った。掲示板を覆っていたシートが取り除かれると、「キャー」「やったー」と合格を喜ぶ歓声に包まれた。友人同士で抱き合ったり、携帯電話で自分の受験番号を撮影する受験生も多かった。
4人で発表を見に来た酒田六中の女子生徒のグループは「みんな合格。本当にうれしい」と笑顔で話していた。
合格を喜び合う受験生=17日、酒田中央高