2009年(平成21年) 6月9日(火)付紙面より
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今年の鶴岡市産ネットメロンが8日、同市茨新田のJA鶴岡西郷選果場に初出荷され、ハウスもののアンデスメロン1070ケースが首都圏へ発送された。
JA鶴岡ネットメロン専門部は212人の生産者で組織。今年の作付け面積は前年とほぼ同様の160?となった。今月中旬ごろから連日出荷となり、ハウスものは今月末―7月上旬、露地ものは来月下旬ごろにピークを迎える。今年はアンデス、鶴姫の青肉系、赤肉系など4品種で昨年実績とほぼ同程度の計60万ケースを出荷する予定。
この日は、西郷地区の生産者2人が2L(5個入り)を中心に計1070ケースを選果場に持ち込んだ。糖度をチェックしたところ、糖度が16度と基準値(13度)を3度上回り、甘味は十分で高品質だった。首都圏での卸値は1ケース3000―4000円程度と見込む。
同選果場で行われた初出荷式では、JA鶴岡の遠藤稔代表理事組合長ら関係者がテープカットを行い出荷を祝った。
JA鶴岡の田沢繁営農部長は「5月上旬の低温の影響で昨年より3日ほど遅い初出荷となったが、糖度は十分で品質も上々」と話していた。
首都圏へ初出荷される鶴岡産アンデスメロン