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2009年(平成21年) 7月20日(月)付紙面より

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だだちゃ豆直売始まる 鶴岡白山

 鶴岡市特産のだだちゃ豆の直売所が19日、同市白山の鶴岡市農協大泉支所駐車場で今シーズンの営業を開始した=写真。

 だだちゃ豆は、白山地区で古くから栽培されている枝豆で、現在は鶴岡市を代表する特産品に成長し、全国的な知名度も高い。地元でオヤジを表す言葉「だだちゃ」が通り名になったとも言われ、うまみ成分の「アラニン」を多く含む。

 直売所は、市農協大泉支所女性部の大泉直売所グループ(五十嵐寿美子代表、会員21人)が1979年に始めた。鮮度抜群の本場の豆が割安価格で手に入るため人気があり、週末は行列ができる。

 オープン初日の朝は、あいにくの雨模様となったが、看板を見た人たちが直売所のテントをくぐり、2束、3束とまとめ買いしたり、親類や知人に宅配便で送る手続きをしていた。インターネットでオープンを知り、開店直後に新潟市から訪れた夫婦は「大阪の知人に送る。新潟にも茶豆はあるが、鶴岡の豆はおいしい」と試食しながら笑顔を見せていた。

 現在、並んでいる豆は「小真木」で、その後は「甘露(かんろ)」、「早生白山」と続き、メーンの「白山だだちゃ」の登場は8月のお盆すぎになるという。

 今年の枝豆の出来について五十嵐代表は「5月の定植後、雨が降らず、生育不良を心配した。ここ数日の雨と風でさや同士がぶつかり、色が変わったものがあるが、それまでは天候に恵まれていたので甘みが乗っておいしい」と話した。営業時間は午前8時から午後5時までだが、売り切れれば終了。価格は小真木が1束700円でほかは800円。

画像(JPEG)



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