2009年(平成21年) 8月21日(金)付紙面より
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庄内地方の小学校83校のうち38校で20日、2学期の始業式が行われた。また、前後期制をとっている5小学校でもこの日から授業が再開。約1カ月ぶりに子供たちの元気な声が校舎に戻った。
庄内教育事務所によると、3学期制をとる小学校では、19日に酒田市の十坂小、遊佐町の稲川小など4校で始業式が行われたのを皮切りに、20日を中心に25日までに全67校で2学期がスタートする。
同市の亀城小(児童412人)では、20日午前8時55分から体育館で始業式。校歌斉唱に続いて佐藤正夫校長が「みんな仲良く助け合う亀城小にしよう」と語りかけた上で、新型インフルエンザが小学生にも広がってきたことを話し、「私たちにできるのは、うがいや手洗いをしっかりすること。新型インフルエンザに負けないよう、この2学期を頑張ろう」と呼び掛けた。
児童を代表し2年生の杉原鈴彩さん(8)、4年生の黒沢立浩君(10)、6年生の大森隆史君(11)の3人が「漢字を覚えられるよう工夫する」「秋の虫を観察してまとめたい」「仲間と一緒なのはあと半年。楽しい思い出をたくさんつくりたいので一日一日、全力投球で頑張る」などと2学期の目標を発表した。
その後、各教室に戻り授業開始。1年1組では自由研究や工作、手伝いなど夏休みに頑張ったことの発表会を開き、児童一人一人がクラスメートに成果を披露した。
夏休みに頑張ってまとめた自由研究の内容をクラスメートに発表=酒田市の亀城小