2024年12月4日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2009年(平成21年) 6月4日(木)付紙面より

ツイート

声援受け大ハッスル!! 伝統の酒田老人ク連合体育大会

 今年で35回目を迎えた酒田市老人クラブ連合会(佐藤弥市会長)の体育レクリエーション大会が3日、同市の光ケ丘陸上競技場で開かれ、お年寄りたちが熱戦を繰り広げた。

 相互交流と体力づくりを推進することで、「元気老人」を目指してもらおうと、酒田老ク連が毎年この時期に開いている恒例の大会。「ねたきりゼロ運動推進」をテーマに掲げている。

 この日は曇り空ながら心地よい風の吹く絶好のコンディションとなる中、市内全域から選手と応援団合わせて約1000人が参加した。開会式では、渡部勝也さん(86)=錦松クラブ、佐藤よし子さん(87)=みずほ南成会=がそれぞれ男女の最高年齢選手表彰を受けた。

 フィールド内に陣取った応援団の声援や拍手を受けながら、選手は「ペンギン歩き競走」「ボケ退治競走」など個人競技5種、「貯蓄競走」「ゲート通しリレー」といった団体競技5種の計10種目で熱戦を展開。和やかな中にも真剣な表情で競技を繰り広げていた。

お年寄りたちが元気いっぱいに競技を展開
お年寄りたちが元気いっぱいに競技を展開


2009年(平成21年) 6月4日(木)付紙面より

ツイート

ごう音響く 鶴岡・上山王神社砲術隊が演武披露

 鶴岡市日枝の上山王日枝神社(田村哲夫宮司)で3日、例大祭が行われ、旧庄内藩主酒井家奉納の火縄銃による奉納演武、氏子たちがご神体の「お鉾(ほこ)様」を掲げながら地区内を練り歩く「お鉾立ち」の神事などが行われた。

 同神社は、用明天皇時代の585年に東北鎮護のために祭られたと伝えられる。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、山末之大主命(やますえのおおぬしのみこと)、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の三神。1611(慶長16)年に最上義光によって再建され、現拝殿は1843(天保14)年に建立された。例大祭は、氏子たちが「郷方」と「町方」に分かれ、毎年持ち回りで当屋を務める。今年の郷方の当屋は佐藤万吉さん(小淀川)、町方は五十嵐邦男さん(新海町)。

 この日は本祭祭典に続き、午前11時すぎから境内で砲術の奉納演武。同神社の火縄銃は明治初期に酒井家から奉納されたもので、1986(昭和61)年に拝殿屋根裏に8丁が保管されているのが見つかった。これを修復し、昨年の例大祭から荘内藩荻野流砲術隊(五十嵐繁康隊長)によって奉納演武されている。

 演武では、同砲術隊8人が4人ずつ2隊に分かれ、五十嵐隊長の号令の下、「立ち」「膝」「腰」の構えで点射、斉射を次々に披露した。境内には氏子や近隣から見物客が大勢訪れ、ごう音とともに白煙が上がるたびに拍手を送っていた。

 午後5時半からは、当屋に渡っていたご神体を神社に迎える「お鉾立ち」の行列がそれぞれの当屋を出発し、ちょうちんなどを掲げた氏子たちが謡とともに当屋のある地区内を練り歩き、その後、小真木原総合運動公園前で合流、参道をくねり、神社に納める。

上山王日枝神社の例大祭で砲術演武が奉納された
上山王日枝神社の例大祭で砲術演武が奉納された



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field