2010年(平成22年) 6月10日(木)付紙面より
ツイート
プロゴルファーで、昨シーズンの国内賞金ランキング2位の池田勇太さん(24)が8日、酒田市の松原小学校(今野修校長、児童549人)を訪れ、児童たちと一緒にグラウンドで簡易版ゴルフ「スナッグゴルフ」をしながら、ゴルフの楽しさを伝えた。
広く児童たちからゴルフの楽しさ、素晴らしさを知ってもらおうと、国内のゴルフツアーに参加するプロで構成するジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC、会長・深堀圭一郎プロ)が、社会貢献活動の一環として日本ゴルフツアー機構(JGTO)の協力で開催している。今年は松原小を含め全国各地の6校が選ばれた。
この日はまず、スナッグゴルフセットの贈呈式が行われ、アイアン型クラブ「ランチャー」、パターとして使用する「ローラー」、ホールの役目をする「スナッグフラッグ」などが池田プロから児童代表に贈られた。
その後、5年生33人と同校スナッグゴルフクラブ員13人を対象にした実技講習。見本として池田プロがキャリーで50―60ヤードも飛ばすと、児童たちからは「すごい」と声が上がった。
ウオーミングアップに続きパターやショットの練習。池田プロは見本を示しながら児童たちの間を回り、「もう少し力を込めて打って」などと精力的に指導していた。
午後からは体育館で講演会が行われ、4年生以上の児童たちを前に、池田プロが「夢を持とう」と題し講演した。
2010年(平成22年) 6月10日(木)付紙面より
ツイート
横浜市立浦島小学校(青木勇校長)の6年生84人が10日まで2泊3日の日程で三川町を訪れ、うどん打ちや田植え体験などで農業への理解を深めている。
20年ほど前に庄内たがわ農協三川支所の青年部が「庄内の稲作」のPR活動で同校を訪問したのをきっかけに、修学旅行の受け入れへと発展。2000年から毎年、町や農協、生産者らでつくる実行委員会(大川和男会長)が窓口となり、農業体験などをサポートしている。
11年目となる今年は、児童や引率の教諭ら合わせて92人が8日午後に三川入り。町公民館前で行われた歓迎セレモニーでは、阿部誠町長が「農業がどういうものか体験を通して学び、いい思い出をつくって」とあいさつ。浦島小の児童がそろいの青いTシャツ姿でよさこいソーランを披露するなどした。
続いて町公民館でうどん打ちとおにぎり作りに挑戦。うどん打ちは庄内農業高校生物環境科の3年生7人が助っ人として参加。「はじめは手のひらでなく指先で全体を混ぜて」などの指導を受けながら、子供たちが小麦粉をこね、足で踏むなどして生地を延ばした。出来上がったうどんとおにぎりは夕食で味わった。浦島小の橋本梨央さんは「三川に着いてビルがないのに驚いた。田植えをしたことがないので楽しみ」と話していた。
2日目の9日午前は東沼のほ場でもち米の手植え、午後は農業施設などを見学。10日に横浜に戻る予定。