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2010年(平成22年) 6月13日(日)付紙面より

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英語授業や給食で交流 山戸小児童とコロラド州学生

 今月3日から県内にホームステイしている米国・コロラド州の学生たちが11日、鶴岡市の山戸小学校を訪問し、児童たちと一緒に英語の授業を受けるなど交流を深めた。

 コロラド州ルイスビルで日本文化や日本語を教えている「ユース・イン・アクション」代表のジョアン・ハラダさんが、学生たちに日本の暮らしと文化を体験してもらおうと、8年前から2年に1度、学生を率いて来日し、姉妹州県の盟約を結ぶ本県を訪れている。

 今回はハラダさんと高校生から大学生までの男女合わせて15人が来日。一行は山形市などでホームステイした後、米沢市と鶴岡市の2グループに分かれた。

 鶴岡グループの6人とハラダさんは10日に来鶴。11日午前中は致道博物館や加茂水族館を見学し、午後から山戸小を訪れた。はじめに児童たちと一緒に給食に舌鼓を打った後、5、6年生14人の英語の授業に参加。温海地域を担当しているALT(外国語指導助手)のピーター・アリズマさんが講師を務め、英語を交えたいす取りゲームやフルーツバスケットなどを通して児童たちと楽しく交流した。

 最後に児童たちが「日本に来て驚いたことは」などと質問。コロラドの学生たちは「日本のようなトイレ(和式)はアメリカにはないのでとてもびっくりした」「自転車に乗っている人が多くて驚いた。アメリカでは15歳から車の運転免許が取れる」などと答え、児童たちは興味深そうに聞き入っていた。

 鶴岡グループは14日まで鶴岡市内にホームステイしながら羽黒山の石段登りや玉川寺での座禅などを体験し、15日に米沢グループと合流する。京都や広島などを観光した後、30日に帰国するという。

英語の授業を通してコロラド州の学生たちと山戸小の児童たちが交流した
英語の授業を通してコロラド州の学生たちと山戸小の児童たちが交流した


2010年(平成22年) 6月13日(日)付紙面より

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スティック交え歓声 鶴岡 フロアホッケー大会開く

 第1回鶴岡地区障害者フロアホッケー大会が12日、鶴岡市の鶴岡高等養護学校体育館で開かれ、障害者や施設職員らが熱戦を通じて親睦(しんぼく)を深めた。

 フロアホッケーは、直径20センチのフェルト製でドーナツ状のパックを、真っすぐなスティックで操り、相手方ゴールに入れる競技。2005年2月に長野県で開かれたスペシャルオリンピックス世界大会でも行われ、誰でも気軽に楽しめる軽スポーツとして徐々に人気が高まっている。ゴールキーパーを含め6人ずつで対戦する。

 今回は、フロアホッケーを障害者スポーツとして普及させようと、有志が実行委員会(会長・鈴木博道愛光園園長)を組織。鶴岡南ロータリークラブ(RC、阿部廣弥会長)がトロフィー、メダル、昼食を提供するなど、企画段階から全面的に支援して開催された。

 出場したのは、愛光園、鶴岡高等養護学校各1チーム、12施設が加盟する鶴岡地区障害者通所施設協議会4チーム、合わせて6チームの約70人。1試合2ピリオド(1ピリオド6分)のトーナメント戦を繰り広げた。

 出場者の大半は、一度練習した程度で本格的な試合は初めて。それでも徐々に慣れ、パックの穴にスティックの先を差し入れ敵の間を走り抜けるなど、スピード感あるゲームを展開。ゴールが決まるたび、「やったー」と歓声が飛び交っていた。

 鶴岡南RCは来年以降も大会運営の支援を継続していくという。

ゲームを楽しむ出場者たち
ゲームを楽しむ出場者たち



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