2024年12月4日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2010年(平成22年) 6月25日(金)付紙面より

ツイート

加茂水族館 お魚さんも“七夕飾り” ちなんだ名前ずらり

 鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)で、23日から「七夕展」が始まった。「シモフリタナバタウオ」など七夕(7月7日)にちなんだ魚が展示されている。

 同館は毎年この時期、七夕や星にちなんだ名前の魚を集めて展示するとともに、館内にささ飾りを設置して来館者から願い事を書いた短冊を下げてもらっている。

 今回は、黒い体に小さな白色の斑点がいくつもあり、星空を思わせる姿のシモフリタナバタウオ、長く伸びたひれや体の側面の小さな白い斑点が天の川を連想させる「アマノガワテンジクダイ」、ささの葉に似た体型で体側に白い斑点を持つ「ホシササノハベラ」の3種類と、漢字で「海星」、英語で「Star Fish」と書くヒトデ(マヒトデ、イトマキヒトデ)が展示された。

 来館者は水槽をのぞき込み、「モデルさんみたいにじっとしてる」「きれいな魚だのー」と話しながら見入っていた。

 近くのささ飾りには「サッカーがうまくなりたい」「おいしいものがたくさん食べられますように」などの願い事が書かれた短冊が下がっていた。

 展示は来月7日まで。期間を延長する場合もあるという。

七夕や星空にちなんだ名前の魚が展示されている
七夕や星空にちなんだ名前の魚が展示されている


2010年(平成22年) 6月25日(金)付紙面より

ツイート

昭和30年代にスポット 酒田市美術館 近くて懐かしい昭和展

 昭和30年代にスポットを当てた「近くて懐かしい昭和展」が、酒田市美術館で開かれている。駄菓子や食堂などが連なる街並みを再現しているほか、力道山や美空ひばりといった当時の大スターの関連グッズ、映画のポスターなどを展示、来館者が懐かしの世界に浸っている。

 ちょっと昔に目を戻し、肩の力を抜いて「今」を見つめ直してもらおうと、同美術館が市や市教育委員会とともに企画。▽昭和30年代の街並み再現コーナー▽あこがれの昭和の大スターたち▽昭和映画館▽ピッカピカの1年生▽酒田の昭和コーナー▽昭和のおもちゃたち―の6コーナーで、昭和30年代を振り返っている。

 このうち「街並み再現コーナー」では、駄菓子屋、食堂、たばこ屋、銭湯、写真館、茶の間が連なる昭和30年代の街並みを市民ギャラリー内に再現。入り口には木を組んで製作したやぐらの上にテレビを置いた「街頭テレビ」、茶の間脇には当時、「三種の神器」と呼ばれたテレビ、洗濯機、冷蔵庫が並ぶ。

 また、「酒田の昭和コーナー」では、同市出身のシャンソン歌手、故岸洋子さんが実際に着用した舞台衣装、映画館「グリーンハウス」の映画紹介パンフレットなどがある。来館者は「中学を卒業した時、こんな感じだけの―」などと当時を振り返っていた。

 同美術館では「来館者の滞在時間が長いのが今回の展示会の特徴。皆さんが昭和の世界を懐かしんでいるようだ」と話していた。展示は7月25日まで。関連企画として来月4日に「楽しいタイムトラベルコンサート」と題した音楽会(午後1時半、同3時)、同10、11の両日にはプロの紙芝居師・安野侑志さんによる上演会(両日とも午後1時半、同3時)が開かれる。問い合わせなどは酒田市美術館=電0234(31)0095=へ。

昭和30年代の街並みを再現するなどした「近くて懐かしい昭和展」
昭和30年代の街並みを再現するなどした「近くて懐かしい昭和展」



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field