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2010年(平成22年) 6月30日(水)付紙面より

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世界の戦い身近に 郵便局で組織鶴岡第一部会 朝一小に“公式球”贈る

 鶴岡市内の郵便局で組織する鶴岡第一部会(部会長・山口長英鶴岡千石町郵便局長)は29日、市立朝暘第一小学校(本間立校長)にFIFAワールドカップ公式試合球「ジャブラニ」のレプリカボール2セットを寄贈した。

 ゆうちょ銀行・郵便局の2010年FIFAワールドカップ応援企画として、全国の郵便局では関連グッズの販売や窓口にレプリカボールの展示を行っている。

 今回の寄贈はこの応援企画の一環で、地域の子供たちに公式試合球に触れてもらい、南アフリカで行われている同大会を身近に感じてもらおうと実施したもの。

 贈呈式は同校体育館で行われ、山口局長と鶴岡本町二郵便局の伊藤義徳局長が「ワールドカップの公式試合球を見てもらいサッカーに親しんでもらいたい。29日に行われる日本の試合を応援しましょう」と展示ケースに入ったレプリカボール(4号サイズ)を代表児童2人に手渡した。児童たちは「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」とお礼の言葉を述べていた。

 鶴岡第一部会は朝暘第一小学校のほか、市内の小学校10校にレプリカボールを寄贈する予定。

サッカー・ワールドカップのレプリカボールが朝一小に贈られた
サッカー・ワールドカップのレプリカボールが朝一小に贈られた


2010年(平成22年) 6月30日(水)付紙面より

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インドの高校生18人来庄 文化体験し交流

 国の「21世紀東アジア青少年大交流計画」に基づくインド訪問団の一行が庄内を訪れ、同世代の高校生との交流や羽黒山登山などで日本への理解を深めている。28日は鶴岡中央高校で浴衣の着付けなどを体験した。

 同計画は、青少年交流を通じてアジアの連帯を強めようと日本政府が実施している交流プログラム。2007年から5カ年計画で、毎年6000人程度の青少年を日本に迎え入れている。鶴岡中央高では、一昨年から学校交流事業として参加している。

 今回訪れたのは、インドの高校生に当たる13―17歳の生徒18人(男子10人、女子8人)と引率教諭1人。23日に来日し、26、27日には鶴岡市内の家庭にホームステイした。

 28日は、鶴岡中央高校で生徒と一緒に巻きずし作りや浴衣の着付け、折り紙などの日本文化を体験。このうち浴衣の着付けには、同校家政科学系列と国際交流系列の3年生18人が参加し、一緒に着付けを体験。和装教育国民推進会議県支部の副会長を務める鶴岡市の呉服店「小いけ」の小池泰弘社長と同支部の会員計16人が協力し、正装と軽装の着物の違いなどを説明しながら一人一人に浴衣を着せた。

 着付け後は中央高の生徒たちと一緒に記念撮影。女子生徒のラチタ・クマールさんは「伝統的な日本の着物を着られてすごくうれしい」、マリカ・スィンさんは「絵柄がとてもきれいで、着心地もいい」と笑顔を見せた。

 一行は30日まで鶴岡市に滞在し羽黒山登山などを体験、7月2日に帰国する予定。

「巻き付けて着るサリーとは大違い」。インドから訪れた高校生たちが浴衣の着付けを体験=28日、鶴岡中央高
「巻き付けて着るサリーとは大違い」。インドから訪れた高校生たちが浴衣の着付けを体験=28日、鶴岡中央高



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