2011年(平成23年) 11月13日(日)付紙面より
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庄内地方の各地の神社で12日、着飾った子供たちが父母や祖父母らに連れられ、七五三参りをする光景が見られた。
鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)には、この日午前10時ごろからお参りの家族連れが三々五々訪れた。女の子は髪を結った着物姿、男の子は羽織はかま姿が目立ち、午前中は青空が広がる中、境内で千歳飴(ちとせあめ)を手に、記念の写真やビデオに納まっていた。
三川町横山出身で姉妹の及川亜衣子さん(31)=千葉県流山市=は長女の花音(かのん)ちゃん(6)、木野江衣子さん(26)=仙台市=は長男の柊哉(しゅうや)くん(4)を連れ、帰省しての七五三参り。実家の両親と共に計6人で同神社を訪れ、祈祷(きとう)を受けた。及川さん、木野さん姉妹は「実家の両親に誘われ、一緒にお参りすることになった。子供からは健康第一に元気で育ってくれることを願っています」と話し、姉妹の両親は孫2人の成長と晴れ着姿に目を細めていた。