2011年(平成23年) 11月17日(木)付紙面より
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鶴岡地区医師会が運営する鶴岡准看護学院(中目千之学院長)の戴帽式が15日、鶴岡市馬場町の同校で行われ、基礎学習を終えた1年生たちがナースキャップを授かった。
戴帽式を迎えたのは今年春に入学し6カ月間の基礎教育を終え、適性が認められた26人(うち男性2人)。この日は学校関係者や在校生、来賓、保護者など約100人が出席した。
はじめに佐藤竹代教務課長から学生一人一人にナースキャップが授けられ、中目学院長が「今日の感動を胸に刻んでほしい。日々の小さな努力を忘れないでこれから始まる臨地実習に臨んでください」と式辞を述べた。
来賓のあいさつに続いて、1年生たちはそれぞれ「看護の心」を表すキャンドルに火をともし、「人々の幸のために身を捧(ささ)げん」とナイチンゲール誓詞を唱和し、決意を新たにしていた。
今後、約1年間にわたり、市立荘内病院などで臨地実習に取り組む。
2011年(平成23年) 11月17日(木)付紙面より
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庄内地方は15日から16日にかけ、山間部で雪が降り、山々が白銀の世界に包まれた。鶴岡市田麦俣の国道112号月山道路では15日夕、今シーズン初めて除雪車が出動した。
山形地方気象台によると、東北上空約5500メートルに氷点下30度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まった。山沿いを中心に雪が降り、多い所で20センチの積雪があるという。16日の酒田市の最低気温は4・3度、鶴岡は4・0度でいずれも平年より0・8―1度ほど低かった。
国土交通省酒田河川国道事務所月山国道維持出張所によると、15日午前11時ごろから田麦俣地区の月山道路に雪が降り始め、午後4時に4センチの積雪を記録。同5時ごろに除雪車1台が初出動し、16日朝まで計5回にわたり除雪作業を行った。また、凍結抑制剤の散布車が計3回出動した。16日午前9時までの同国道の積雪量は中台除雪ステーション付近が8センチ、湯殿山除雪ステーションが23センチ。
一方、NEXCO東日本鶴岡工事事務所(鶴岡市小淀川)によると、16日未明から山形自動車道朝日インターチェンジ(IC)―湯殿山IC間で積雪が見られたため、ドライバーへスタッドレスタイヤの装着を呼び掛けているという。
16日朝、田麦俣地区の中台除雪ステーション付近の国道は一部圧雪状態となり、道行くドライバーたちが雪にハンドルをとられないよう注意しながら車を走らせていた。