2011年(平成23年) 6月11日(土)付紙面より
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鶴岡市の若葉幼稚園(小島富美子園長、園児15人)の園児たちが10日、「花の日」訪問で近くのニチイケアセンター鶴岡(榎本久センター長)を訪れ、家庭から持ち寄った花束を手渡し、賛美歌を歌うなど交流した。
「花の日」は、キリスト教の行事の一つで、花のような子供たちを神様が祝福する日。毎年6月の第2日曜日と定めている。キリスト教の学校や幼稚園では、子供たちが地域に感謝を表そうと庭に咲いている花など家庭から花を持ち寄り、施設訪問を繰り広げる。
この日は園児たちが季節の花を手に登園。訪問活動には園児14人が参加し、引率の教諭らとともに歩いて近くの同センターを訪れた。デイサービスの利用者約50人のお年寄りたちに歓迎され、子供たちは「この花のように」など賛美歌2曲を歌い、お年寄りたちに手に持った花を手渡した。
お年寄りたちは子供たちのかわいらしい姿に「めんごいのぅ」と笑顔。お礼にお年寄りが童謡を歌ったり、子供たちが肩たたきをするなど和やかなひとときを繰り広げた。
2011年(平成23年) 6月11日(土)付紙面より
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今年の鶴岡産ネットメロンが10日、同市茨新田のJA鶴岡西郷選果場から初出荷され、ハウス物のアンデスメロン1000ケースが首都圏などへ発送された。
JA鶴岡ネットメロン専門部は206人の生産者で組織。今年の作付面積は前年より6ヘクタール減の151ヘクタールとなった。今月中旬ごろから連日出荷となり、ハウス物は7月上旬、露地物は同下旬ごろにピークを迎える。今年はアンデス、鶴姫の青肉系、赤肉系など4品種で計56・5万ケースを出荷予定。
この日は西郷地区の生産者が2L(5個入り)を中心に計1000ケースを選果場に持ち込んだ。品質検査で糖度をチェックしたところ、糖度は16度で基準値(14度)を2度上回り、甘味は十分で品質も良好だった。
搬入と検査後、同選果場で初出荷式が行われ、JA鶴岡の今野毅組合長らがテープカットを行い、出荷を祝った。
JA鶴岡営農販売部園芸特産課は「春先の低温や日照不足の影響で生育が1週間ほど遅れたが、5月中旬の好天のおかげで糖度が上昇し、良好な状態となった。また、今年は東日本大震災の復興支援活動として売り上げの一部を義援金として寄付する」と話していた。