2024年12月4日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2011年(平成23年) 6月18日(土)付紙面より

ツイート

鶴岡市・大泉保育園 創立50周年記念 「はだし教育」園庭に敷く

 鶴岡市の大泉保育園(平藤久喜園長、園児105人)で17日、同園の創立50周年記念事業の一環として、園庭に園児たちから芝を敷いてもらうセレモニーが行われた。同園が取り組む「はだし教育」に合わせ、今後は園児たちが素足で全面芝となった園庭を駆け回る。

 同園は1961(昭和36)年に創立。社会福祉法人の大泉保育会(阿部達也理事長)の運営で、子供たちに足裏から健康になってもらおうという「はだし教育」など特徴的な保育に取り組んでいる。今年で創立50周年を迎え、保育会理事や地元住民などで記念事業の実行委員会を組織し、11月の記念式典開催や記念誌発行などを進めている。

 園庭への芝張りは記念事業の一環で、これまで土敷きの園庭(約1000平方メートル)を全面芝にし、園児たちが素足で駆け回れるようにする。芝は土よりも夏場の照り返しが少なく、土ぼこりも立たないなど子供の健康にも効果があるという。また、園庭の一角には木製のテラス(約30平方メートル)を新設した。地元業者が今月6日に芝張り作業を開始し、10日ほどででほぼ張り終えた。

 この日のセレモニーには2―5歳児と保育園職員、実行委員メンバー、地元住民など100人余りが参加。はじめに阿部理事長が「大泉保育園が50歳になり、園庭に芝生を敷いてお祝いすることになりました。皆さんも一緒にお祝いしてください」とあいさつした。

 続いて、年長組25人が職員や来賓と一緒に芝張りを行った。園児と大人2人ずつの4人がかりで長さ1メートル余りの芝を持ち上げ、わずかに残された土の上に1枚ずつ丁寧に張り付けた。

 大瀧璃羽ちゃん(5)は「とてもきれいになった。鬼ごっこやいろいろな遊びをしたい」と話していた。セレモニー後には3、4歳児がさっそく芝生の上を素足で歩き、「気持ちいい」と歓声を上げていた。

園児と地元住民たちが力を合わせて芝を持ち上げ、土の上に張り合わせた
園児と地元住民たちが力を合わせて芝を持ち上げ、土の上に張り合わせた


2011年(平成23年) 6月18日(土)付紙面より

ツイート

色鮮やかに咲き競う あつみ温泉ばら園見ごろ

 鶴岡市のあつみ温泉街にあるばら園の花がようやく見ごろを迎えた。色鮮やかなバラの花の甘い香りが園内に広がり、観光客を楽しませている。

 ばら園は、温泉街の東側に位置する熊野神社の参道周辺に1962年に開設。約5000平方メートルの敷地には一重咲きの「スクリーンコクテール」や黄色の「クローネンブルグ」、深紅の「ジョセフィンブルース」など約90種、3000株が植えられており、毎年、6月から10月まで花を楽しむことができる。

 あつみ観光協会によると、今年は大雪の影響で、例年に比べ、1週間ほど開花が遅れたが、6月に入ってから好天が続いたおかげで一気に咲き始めた。

 16日午後は、青空が広がる天候となり、観光客や親子連れなどが大勢訪れ、園内をゆっくり散策しながら、見事に咲き誇ったバラの花をじっくり見入っていた。

 また、今月11―30日までの20日間にわたり「第45回あつみ温泉ばら園まつり」が開催されている。週末を中心に特産市や花笠パレード、鶴岡中央高温海校の天魄太鼓演奏、フラワーアート教室などイベントが盛りだくさん。このほか、期間中はフォトコンテストの作品募集や温海地域の特産品をゲットできるあつみ温泉スタンプラリー、小学生以下の子供を対象に平日無料で温泉旅館の入浴ができる特典もある。

 問い合わせはあつみ観光協会=電0235(43)3547=へ。

見事に咲いたバラの花が園内中に広がり、来場者の目を楽しませている
見事に咲いたバラの花が園内中に広がり、来場者の目を楽しませている



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field