2025年4月6日 日曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2011年(平成23年) 8月9日(火)付紙面より

ツイート

「科学」に目輝かせ 鶴高専 親子で楽しむ祭典開く

 鶴岡市の国立鶴岡工業高等専門学校(加藤靖校長)で7日、「親子で楽しむ科学の祭典2011」が開かれ、大勢の親子連れが訪れ、さまざまな科学実験を楽しんだ。

 小中学生に実験や工作を通じて科学の楽しさを知ってもらおうと、鶴岡高専主催、田川学校教育研究会理科部会、鶴岡市教育委員会共催で夏休みに毎年開催しており、今年で13回目。今回は、アクリル板で万華鏡作り、ストローを使った飛行機作り、巨大シャボン玉作り、「UFОキャッチャー」、ロボット操作、シャープペンのしんに電流を流して光らせる実験など計31ブースが並んだ。

 鶴岡高専の教員や学生だけでなく、鶴岡市の小中学校教員らによるブースもあり、庄内一円や内陸、県外から帰省中の親子連れら約1000人が来場。各ブースで子供たちは「すごい、すごい」と歓声を上げながら実験や工作に取り組み、不思議な科学の世界に目を輝かせていた。昨年に続いて参加した庄内町古関の小学6年、長谷部達也君(11)は「去年来たらとても面白かったので、また来た。ロボットを操作できて楽しかった。実験や機械が好きなので、鶴岡高専に入って科学をもっと勉強したい」と楽しそうに話し、父親の秀勝さん(36)は「子供たちの興味と関心を引くいろんな実験があり、時間がいくらあっても足りないぐらいです」と話していた。

目を輝かせて「真夏のクリスマスツリー」作りに取り組む子供たち
目を輝かせて「真夏のクリスマスツリー」作りに取り組む子供たち


2011年(平成23年) 8月9日(火)付紙面より

ツイート

清流の能舞台 観客魅了 あつみ温泉街

 川にせり出した特設舞台で鶴岡市櫛引地域の黒川能(国指定重要無形民俗文化財)と同温海地域の山戸能(県指定無形民俗文化財)が共演する「せせらぎの能」が6日夜、同市あつみ温泉の温海川沿いで行われた。重厚な舞を川のせせらぎ、月明かりが盛り上げ、大勢の観客を魅了した。

 このイベントは、あつみ温泉街でそぞろ歩きが楽しめる温海川右岸沿いの「かじか通り」が完成したことを記念し、地域の活力向上を図ろうと、自治会や観光協会、商工会で組織する「あつみ温泉魅力づくり推進委員会」(会長・遠田茂昌温海温泉自治会長)が昨年初めて開いた。

 2回目となる今年も、萬国屋前の温海川左岸にせり出す形で奥行き5・4メートル、幅7・5メートルの舞台を設置。ステージ対岸のかじか通りに観覧席が設けられ、通行止めの道路沿いでは屋台が並び、宵祭りの雰囲気。

 日が落ちた午後7時すぎ、山五十川古典芸能保存会の能「高砂」で幕開け。半月がくっきりと浮かぶ中、地謡の声が響き、幽玄の舞台を演出。黒川能は上座が能「獅子」を上演。夜が更けるにつれ、見物の人出も増え、周囲は熱気に包まれていた。

 また、この日は「ふるさと温海会」(板垣勘二会長)の一行約人が古里ツアーで訪れた。

夏の夜、清流「温海川」に設けたステージで山戸能と黒川能が共演
夏の夜、清流「温海川」に設けたステージで山戸能と黒川能が共演



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field