2012年(平成24年) 3月28日(水)付紙面より
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鶴岡市の友好都市・東京都江戸川区で開かれる「第35回関東中学生江戸川区招待卓球大会」(29日、区スポーツセンター)に出場する鶴岡・田川地区の中学生たちの出発式が27日、鶴岡市役所で開かれ、代表の選手が健闘と交流を誓った。
この大会は、江戸川区卓球連盟が毎年、関東地方の中学生を招待して開いている。鶴岡からは1997年3月の第20回大会を初回に、5年ごとに招待されている。
今回の招待は2007年4月以来で、4回目。鶴岡市教育委員会と鶴岡卓球協会(金丸武夫会長)が窓口となり、鶴岡・田川地区の中学校から選抜された1、2年生の男子13人、女子12人の計25人が、金丸会長や引率教諭ら4人と共に派遣される。
今大会には鶴岡の男女各2チームと、同様に江戸川区の友好都市である長野県安曇野市を含め、関東各地から計約150チームが出場。予選リーグと決勝トーナメントで勝敗を競う。
この日、市役所1階ロビーで行われた出発式で、金丸会長は「優勝を目指して全力で戦い、そのために何ができるか考えて。ルールとマナーを実践し、身に付けてきてほしい」とあいさつ。選手を代表し鶴岡一中2年の野口大輔君(14)が榎本政規市長に「全力で戦い、友好を深めてくる」と誓いの言葉を述べた。榎本市長は「日頃の練習成果を出し、交流を深めてきて」と激励した。
その後、生徒たちはバスに乗り込み、保護者らに見送られて出発した。28日は江戸川区長への表敬訪問や区内の観光、区立松江第一中学校での交流練習、29日の大会を経て、30日に帰郷する。大会では前回の出場時、準優勝しており、「同等以上を目指す」(引率教諭)という。