2012年(平成24年) 12月28日(金)付紙面より
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鶴岡郵便局(室井幸一局長)で年賀状の仕分け作業が本格化し、アルバイトの高校生たちが連日、局員と作業に取り組んでいる。
同局は、鶴岡市と三川町の約5万3000世帯・事業所を対象に配達する。今季は鶴岡地区を中心に6校から137人の高校生アルバイトを雇用した。この年末年始で年賀状約266万枚を取り扱う見込みで、高校生は年賀状の仕分け作業を担当する。
作業は投函(とうかん)受け付け開始の15日から始まり、忙しくなる25日から高校生たちが加わった。高校生たちの大半が手作業でのはがきの仕分けに回り、その他の数人が自動読み取り区分機で読み取れなかったはがきの文字や数字をパソコンで打ち込み、区分機に再認識させる作業を行っている。
26日は、約40人の高校生が午後1時半ごろから受け持ちの棚の前に立ち、住所を確認して配達先ごとに手早くはがきを仕分けていた。鶴岡東高2年の上野絵梨子さん(17)は「しっかりはがきが届くよう丁寧に作業するように心掛けている。アルバイト代は部活の道具や親にプレゼントすることに使いたい」と話した。