2012年(平成24年) 2月29日(水)付紙面より
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酒田市の最上川スワンパークで冬を越した白鳥の北帰行が28日午前、始まった。第一陣は13羽で、昨シーズンより2週間ほど遅い旅立ち。
市白鳥を愛する会の池田昭三会長によると、同日午前8時45分ごろ、白鳥13羽がスワンパークの上空を大きく旋回した後、「Vの字」型となり海岸線を北上していくのを確認した。
第一陣が飛び立った後のスワンパークでは、残りの白鳥も大きく羽ばたいたり、飛行の訓練を繰り返すなど、5000キロもの長旅に備える姿が見られた。北帰行は南よりの風の吹く日を中心に3月下旬まで続く。
2012年(平成24年) 2月29日(水)付紙面より
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ひな祭りに彩りを添える鶴岡伝統の「雛(ひな)菓子作り」が鶴岡市内の各菓子店で最盛期を迎えている。
1922(大正11)年創業の住吉屋菓子舗(本間三雄店主、鶴岡市上畑町)では、バレンタインデーが終わるのと同時に雛菓子作りに入った。
工房では白あんを材料にタイやキュウリ、モモ、ナス、カキなどをあしらった色鮮やかな雛菓子作りに大忙し。木製の「細工べら」を巧みに使って、一つ一つ丁寧に仕上げている。
4代目の本間三英さんは「雛菓子作りが始まると早春の訪れを感じる。お客さんの希望によって、子供たちが喜ぶアンパンマンなどのアニメキャラクターも作っている」と話していた。
この雛菓子作りは4月まで続く。