2012年(平成24年) 3月18日(日)付紙面より
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遊佐町特産品フェアが17日、遊佐ショッピングセンター・エルパ内の特設会場で始まった。18日までの2日間、町内の農家グループなどが手掛けた農産加工品を中心に、木工品、手芸などが展示販売される。
町の特産品を広く紹介しようと、町と同町優良特産品推進部会(太田薫会長)が毎年この時期に開催している。今年は町内の21団体が手掛けている地域色豊かな特産品120品余りが並んだ。
先月に行われた町優良特産品審査会(遊佐ブランド推進協議会主催)で、金賞を受賞した、町のイメージキャラクター「米(べえ)?ちゃん」をモチーフに福増建具店が製造・販売しているボードゲーム「米?ちゃんゲーム」、有限責任事業組合「ままくぅ」の「彦太郎糯(もち)」、特別賞を受けた「LLP遊佐刺し子ギルト」の「遊佐刺し子ストラップ」、「笹の葉グループ」の「笹巻き(黒豆くん)」とともに、シフォンケーキやパプリカジャム、干し柿などがある。
買い物客は同部会のメンバーから商品について説明を受けたり、試食しながらじっくりと品定めしていた。会場では、町内の温泉施設の食事券や入浴券などが当たる抽選会が行われている。
フェアは18日午後5時まで。
2012年(平成24年) 3月18日(日)付紙面より
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庄内地方の小学校で17日、卒業証書授与式が行われた。真新しい中学校の制服に身を包んだ卒業生たちが、6年間の思い出と希望を胸に学びやを巣立った。
庄内地方の小学校83校のうち約半数の48校が17日に卒業式を迎えた。16日に終えたところを含め、19日まで全ての小学校で卒業式が行われる。
このうち鶴岡市立朝暘第一小学校(本間立校長、児童612人)では、在校生と保護者、教職員、来賓が見守る中、卒業生85人が体育館に入場。午前10時に式が始まった。
本間校長が卒業生一人一人に卒業証書を手渡した後、「人間とは『人の間』と書くように、周りの人に支えられて生きていくことができる。皆さんは進学し社会人になってからも、出会う人々に感謝の心を持ち続けてほしい」とはなむけの言葉を贈った。
来賓祝辞などの後、卒業生が「別れのことば」として6年間の思い出を振り返り、「夢と希望を胸に、未来へ向けて飛び立ちます」と声を合わせ、「見えない翼」と「旅立ちの日に」を合唱した。また、在校生や教職員と一緒に「ひかりの空へ」を高らかに歌い上げた。
卒業生たちは、晴れ晴れとした笑顔や少し涙ぐんだ顔などさまざまな表情を見せ、保護者や在校生の拍手に送られながら会場を後にした。