2013年(平成25年) 2月24日(日)付紙面より
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鶴岡市の朝日中学校(今野一彦校長、生徒123人)は22日、生徒たちが集めた約13万5000個のペットボトルのふたを、エコキャップ推進運動に取り組んでいる山形銀行鶴岡支店(本間弘支店長)へ渡した。ふたは同行からNPO団体へ送られ、発展途上国の子どもたちへのポリオワクチンの費用として還元される。
同校はボランティア活動として毎年、全校を挙げて空き缶回収を行うほか、3年前からはペットボトルのふたの回収に取り組んでいる。同校は「これだけ集まったのは地域の皆さんの協力のおかげ」と話す。
この日は本間支店長ら2人が同校を訪問。3学年生徒会長が「発展途上国の子どもたちのため有効に使ってほしい」と、本間支店長にビニール袋に入れたふたを手渡した。本間支店長は「たくさん集めてもらいありがたい」と謝辞を述べた。
同行は2009年7月から社会貢献活動としてエコキャップ推進運動を展開している。今回引き受けたふたはワクチン約150人分に当たる。