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2013年(平成25年) 2月27日(水)付紙面より

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自慢の商品ずらり 庄内町「逸品祭」にぎわう

 庄内町の企業や個人商店のいち押し品をお披露目するイベント「逸品祭」が24日、同町商工ふれあい会館で開かれた。各店関係者が自信を持って薦める商品が並び、足を運んだ家族連れが「これ、便利そう」と手に取って確かめた。

 庄内町は、「客を呼び込める個性的な店、商店街づくり」や中心市街地の活性化を図ろうと、2006年度から一店逸品運動推進事業を展開している。昨年まで毎年この時期に加盟各店による「逸品発表会」が同会館で開かれていたが、今回は加盟店関係者でつくる一店逸品研究会(長南久明会長)が主催し、町民をターゲットに逸品をPRするイベントとした。

 この日は加盟25店舗がそれぞれの「逸品」を持ち寄り参加。各ブースで展示即売や商品説明会を行った。ブースでは、珍しい「わらびの一本漬け」や「庄内三味豚」の軟骨が入った「とんこつナゲット」、手作り弁当の試食や販売が人気を呼び、昼前に商品が売り切れる店も。また、片手で洗濯物を取り外せるハンガーや、太陽光で発電するソーラーライトを備えた災害時の便利キット、理容店3店合同企画の「訪問理容サービス」などが来場者の目を引いていた。

 会場を訪れた同町余目の30代夫婦は「各店のお薦め品ばかりなので、見ているだけでも楽しい。店を回って買い物しようと思う」と話していた。このほか、会場では加盟各店で使用できる買い物券が当たる抽選会などが行われた。

 同町では25日から来月10日まで、参加各店で「一店逸品フェア」を開催している。また、2013年版の「庄内町お買い物ガイド」が完成し、町商工会で配布を開始。来月1、2の両日は町内の加盟各店を巡る「いいもの探しツアー」が予定されている。

 問い合わせは町一店逸品研究会事務局の庄内町商工会=電0234(42)2556=へ。

庄内町の企業や商店お薦めの「逸品」がずらりと並び、町民が商品の説明を聞いた
庄内町の企業や商店お薦めの「逸品」がずらりと並び、町民が商品の説明を聞いた



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